すがじんです。
先日、ティール経営に関する
研修に参加しました。
ティール経営についての
僕の理解は、
「生き物のように自然発生的に
進化し続ける組織のこと」
長年にわたり、
このような組織を目指してきましたが、
今回の研修で
その思いがさらに強まりました。
僕は学生時代から、
先生とも対等に話すなど、
少し生意気な性格でした。
大手企業で働いていた際も、
「なぜあなたに評価されなければならないのか」
と疑問を持っていました。
従業員と会社は
対等な関係であるべきですが、
実際は上下関係が形成されがちです。
反対に、僕が上司の立場である時は、
その人の中に
めちゃくちゃ可能性があるので、
上司役の自分の
発想の中に入れてはだめだと
いつも思っていました。
僕が、想像の枠を超えるのが
好きだからというのと、
ヒエラルキー構造に対する違和感が、
ティール経営に強く惹かれる理由です。
今回のティール研修では、
マイク・ミカロウィッツの
「プロフィットファースト」と
フレデリック・ラルーの
「ティール経営」とを
HOLIS社が独自に組み合わせた
経営手法について学びました。
通常のティール経営が
精神論に偏りがちなのに対し、
HOLIS社のアプローチは
お金の配分を
ティール経営に適合させることで、
自律分散型の組織が
自然と形成されるようになっています。
従業員は、最初は戸惑うかもしれませんが、
数ヶ月経過すると
「業績級」や「配当」を受け取ることで、
自発的に会社の財務状況を理解し、
より良い結果を
生み出すようになっています。
実際のHOLIS社の例では、
基本給で400〜500万だった人が、
1000万、2000万と増え、
現在は4000万もらっているとのことです。
僕自身も、
ティールのような組織を目指して
コミュニティを運営してきました。
メンバーに「何をやりたい?」と
毎週問いかけ、
半年ほどで
ようやく動き出したこともあります。
しかし、ティール経営のような
お金の配分を
もっと適切に行っていれば、
この期間を短縮できたと思います。
また、ティール経営の本質は、
売り上げが安定した状況からの
シフトが重要であるとされています。
僕が目指しているのは、
「お金の次のことをやりたい人たち」
を集め、
将来的にお金のリターンを
得られる組織です。
それは、ベンチャー企業のような
ガツガツしたものではなく、
収益を分配しながら
周りも自分も豊かになっていく。
社会に良いことをする仲間たちが
増えていくことです。
今回、
ティール研修に参加したのは2回目で、
初回は「左脳マップ」の運営メンバー、
今回は
「すがじんプロモーションチーム」と
「チャネリくん」の運営チームでした。
同じ景色、将来像を眺めた状態で
会社を立ち上げたり、
会社経営したいと思ってきたので、
それが実現できて良かったです。
HOLIS式ティールを入れることに
こだわる必要はありませんが、
僕のチームメンバーには
自律分散型のプロトタイプを見てもらい、
そこに向かって
共に進んでいきたいと思っています。
最後に、
個人と組織の力の
バランスが変わってきている現代では、
ティール経営や
分散型自律組織(DAO)が
新しい組織形態として注目されています。
個人の力が強くなってくると
上位下達の組織は立ち行かなくなり、
20、30年経った頃には
ティール経営が
当たり前になっていると思うので、
このメルマガの読者さんも
「いつやるか」だけの話だと
僕は思っています。
遅かれ早かれなので、
ティール経営や
DAO(分散型自律組織)は
動きをウォッチしてもらえると
よいと思います。
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